不動産M&A|小さな土地でも不動産売却で大金をゲットできるかも

小さな土地でも不動産売却で大金をゲットできるかも

不動産M&A

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一般的に企業買収すなわちM&Aとは、株式公開買い付けを主な手段として行われる企業合併の形態の一つであるが、その目的の多くは事業そのものの買収である。しかしながら、不動産の取得を目的として実施される企業買収もある。これが不動産M&Aである。不動産は企業の重要な資産の一つであるが、これを直接売買すると譲渡益に対して課税が行われる。しかし、株式を通じて法人格を丸ごと企業買収することでその企業が保有する不動産も取得することができる。この場合、目的の不動産を取得することができ、課税も株式の取得に対してしか行われない。その企業の株価が企業価値に対して著しく割高であるなどの特別な事情がない限り株式の取得に対する課税のほうが税率が低いことが多い。このため、対象となる企業の不動産のみが目的であっても、企業買収してしまった方が買い手側にとっても売り手側にとっても有利になる場合が起こりうる。この時行われるのが不動産M&Aである。

当然ながら企業買収にはリスクも付随することになる。すなわち、買収対象企業の不採算事業や、不祥事が発生した場合等は親会社となった買い手企業にとってもリスクとなる。企業ごと不動産を取得する手法である以上、目的の不動産の価値や当該不動産がもたらす利益に比して買収対象企業の負の遺産が大きければ当然割に合わない企業買収となってしまう。従って、不動産M&Aを行う場合は、買収対象企業の不動産のみに着目するのではなく、当該企業の事業内容や業績、会計監査記録や労使関係の健全さなど細部に渡ってしっかりと吟味し、折衝にあたらなければならない。また、不動産取得に比べ税制上のメリットがあるとしても、M&A仲介業者を利用した場合の報酬など、総合的なコストが嵩むおそれもあるため、この点にも注意を要すると言えるだろう。